一昨日、久々に大喧嘩をした。
2週間前、9月に入ってから僕は1週間の夏休みをとり、その間もずっと一緒に過ごしていたのだが、なぜか一度もけんかをしなかった。ディスニーランドに行ったり、とても幸せなときを過ごしていた。先週は知り合いの婚約中のカップルに、うちは最近「無けんか」だよと自慢していたくらいだ。
しかし、表面上は問題がなくても、水面下では次第にマグマがたまっていたのかもしれない。
一昨日、JOYがつくってくれた美味しいパンケーキを食べているとき、僕のちょっとしたことばがきっかけで、大喧嘩に発展してしまった。
JOYは結局大事な用事があり、夜もお客さんが来たので、その日は解決できず、そして昨日はかなり深刻な事態となってしまった。
お互いの怒りをかかえてしまい、ネガティブなことばをお互いに浴びせてしまった。コミュニケーションができなくなった時間帯もあった。
でも、その後話し合いを続け、展望があまり明るくなかったのだけれど、JOYが一緒にビデオを見ようといってくれた。畳の部屋で根っころがりながら、一緒に見たそのビデオは、アメリカのカルフォルニアにあるカルバリチャペルで行われた、陶芸を実演するだんなさんと賛美をする奥さんによる聖書の話、自分達の証、歌などといった内容だった。
だんなさんが粘土をこねり、ろくろを回して、大きなつぼをつくりながら、神様が如何に陶器師であり、私達を練ってくださっているかという話をするのだが、とても説得力があった。奥さんの歌もとてもよかった。そして、二人の結婚の中での修羅場を証してくれてのがよかった。
ビデオが終わってから、テレビ番組で工藤静香が歌っているのを二人で見て、たわいのない会話をした。テレビを切ってから、さあ寝ようというところで、自然に和解ができた。
このビデオはJOYがどこからか借りてきたらしいけれど、このタイミングでうちにあったのことに、神様の御計らいを感じた。
けんかをしている中でも、やはり僕らは夫婦なんだなあと感じる瞬間が何度かあった。それはことばでは説明しづらいのだが、まあ、ネガティブなことばが矢のようにJOYの口から出てくるときも、なぜかその顔がかわいいと思った。
むしろ、JOYが水面下で溜めていた眠っているマグマを噴火させて、顔がとてもすっきりしたような気がした。まあ、僕も言いたいこと言ったから、すっきりしたのだけれど。
今日は、JOYは千葉で開催されるゴスペルコンサートにコーラスで参加するために出掛けていった。
昨日のお化粧をしていない怒った顔もかわいかったけれど、朝、お化粧をした顔がとても美しかった。
JOYが出て行くとき、アパートの窓から手を振って見送った。
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